ロバストEQをできるだけ簡単に解説していきます。
ちなみに、ロバスト(Robust )を直訳すると、堅牢性といいます。
堅牢性は、丈夫とか堅いという意味です。
ロバストEQとは
ポーカーを勉強するとEQ(エクイティ)という言葉を学びます。
エクイティは、自分のハンドがリバーまでで勝つ可能性を指します。
その中で、ナッツ級のハンドを担保できているのが、ロバストEQになります。
例えば、あなたがBTNからオープン、BBcall
フロップが、Kd5d8sであなたがBTNからCBを打ちました。
すると、BBがレイズを選択。
あなたは、Ad9dを持っています。これは、ターン以降でナッツとなりうるのハンドを持っているので、強いEQが担保されていることになり、ロバストEQといえます。
では、あなたが、TsTcを持っています。この時のEQは、先ほどのAd9dよりもEQは高いですが、ナッツ級のハンドが担保されていません。
この状態をバルネラブルEQといいます。直訳して、脆弱性のEQになります。
つまり、同じエクイティでも強弱があるということです。
これは、なんとなく感覚で理解できるかと思います。
では、ロバストEQとバルネラブルEQの時でアクションはどのように変化するでしょうか。
実践での使い方
ここでは、ロバストEQとバルネラブルEQでの場合でのアクションの指標をざっくりまとめます。
ロバストEQの場合→POTを大きくしても問題ないため、大きなベットサイ推奨
バルネラブルEQの場合→アグレッシブなプレーを推奨しない。ただし、バルネラブルEQだが、EQが高い場合は、ターン以降のストリートで捲られないように高いベットサイズを使用してもいい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、少ない文字数でできるだけ分かりやすく言葉を使って、ロバストEQについて説明しました。
実際にはもっと細かく説明が必要ですが、本ブログは、初心者から中級者向けですので、ここで筆を置きます。
ちなみに、ロバストEQの内容は、詳しく知りたい場合は、洋書ですが、
「No-Limit Hold em for Advanced Players」に記載されています。
それでは。
コメント