ポーカーは、日本では、「賭け事」=「悪い事」というイメージがあり、あまりいいイメージはありませんが(最近は少しずつクリーンな感じになりつつありますが、、)海外では人気で、そこまで悪いイメージはありません。
その理由として、上品なゲームであるからと言えます。
それは、ポーカーにはあらゆるルールやマナーがあるからです。
そして、マナーがあるということはマナー違反があるということです。
ということで、今回はポーカーのマナー違反の中でもかなり悪質なマナー違反「スローロール」について紹介します。
みなさんスローロールはしないように気をつけましょう。
スローロールとは?
スローロールとは、直訳するとハンドをゆっくりショーすることです。
スローロールについては多くの捉え方がありますが、よく言われるのは以下のような行為です。
ナッツ級(100%勝っている)のハンドで、相手のオールインに対して、長考してコールする
これは、負けている立場から考えたらとても不毛な時間なため、しないように気を付けましょう。
ただし、フロップ(3枚カードがめくられる時)などで、長考して相手に弱く見せようとする「演技」はマナー違反にはなりません。
あくまでも、それは相手からより多くのチップを獲得するための戦略のため、問題ありません。
相手よりハンドを遅くショーする
通常、リバーで、ショーダウン(ハンドを見せ合うこと)をした場合のハンドをショーする順番は決まっています。
リバーでハンドをショーをする順番は、必ず最後にベットorレイズのアクションをした側にあります。
つまり、最後にベットをしたにもかかわらず、ハンドを相手(コールした側)より後に開こうとすることはスローロールにあたります。
追記:なお、リバーがチェック、チェックで回った場合は、ポジションが悪い方からハンドをショーします。
相手にハンドを開かせるように促す
これは、上記の相手よりハンドを遅くショーするのさらに悪質なものになります。
よくあるのが、最後にベットしたにもかかわらず、相手がコールしたら、グッドコール(あなたの勝ちだ)と言って、相手にショーダウンさせておいて、その後に勝っているハンドをショーすることです
スローロールがなぜ悪いのか
スローロールがなぜ悪いのかについては、説明をしなくても理解できるとは思いますが、相手プレイヤーに対してリスペクトが欠けている行為だからです。
ポーカーは同じテーブルのプレイヤーは、少なくても皆ライバルですが、ポーカーを楽しむという同志でもあります。
みんなが気持ちよくプレーできるように、マナ悪行為は控えた方がいいですね。
一方でこれらの行為を一定数する人がいますが、それは恐らく以下のような意図があると思います。
★相手をイラつかせる行為をすることで、相手のメンタルを崩せる
実際にマナ悪行為をされた時はイライラして、プレーが悪くなりそうですよね。
もし実際にされても、平然とできるようなメンタルを作りましょう。
実際のスローロール動画
さて、ここまでスローロールの例と、スローロールがなぜダメなのか説明してきました。
さらにイメージしやすいために、実際の動画がありますので、見てみましょう。
一つ目は有名なヨコサワさんが実際に食らったスローロールです。(11分頃)
見てるだけでも腹立ちそうですよね。
スローロールをされても落ち着いているヨコサワさんはさすがです。
続いては、キャッシュゲームプロとして知名度が高いギャレットがハイステークスのキャッシュゲームで食らったスローロールです。
相手はディランというプレイヤーです。
こちらもかなり悪質です。
しかし、ギャレットもヨコサワさん同様に、落ち着いています。
やはり、本当に強いプレイヤーはメンタルが強いことがこの動画からもわかると思います。
ちなみに、ギャレットはとても強いプレイヤーで、男前なので人気も高いです。
マナーだけでなく、ポーカーを上達させるには
スローロールは、実は知らないと無意識にやってしまう行為でもあります。
例え無意識でも相手が嫌な思いをする行為はしないようにしましょう!!
しかし、マナーを覚えただけでは、ポーカーは楽しくプレーすることはできません。
お互いポーカープレイヤーとしてリスペクトしつつバチバチに戦うポーカーが一番面白いですよね!
ポーカーも実力とマナーを備えて、素晴らしいポーカープレイヤーを目指してみましょう!!
そこで、キツネコブログでは、7年上達するために苦労してきたからこそ、初心者に寄り添えると思い、初心者が上達するための指標となれるような記事を作成しました。
上達するのに困っている、、、といった方はぜひ参考にしてみてください!!
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