今回は、コールドコールについて用語説明した上で、コールドコールがあまりいいプレーではない理由も解説します。
今まで、コールドコールしてた!!といった方はぜひ参考にしてみてください。
コールドコールとは
コールド コールとは、1 つのベットと 1 つ以上のレイズがあった後にコールすることです。
なお、プリフロップにおいては、ブラインドがすでにベットしているとし、他のプレイヤーがレイズして、別のプレイヤーがそれに対してコールしたときにコールドコールとなります。
初心者がやりがちなコールドコール
微妙なハンドでコールドコール
COでK♠J♦を持っているとします。
プリフロップにおいては、COでのKJオフスーテッドは、自分より前にオープンレイズが入った場合、フォールドが正解になります。
しかし、プリフロップの基本が身についていない人は、KJは見た目的には強く見えるので、コールドコールしてしまいます。
レイズが怖くてコールドコール
COでA♠K♠を持っているとします。
AKスーテッドはとても強いハンドです。
UTGからオープンレイズ、さらにMPが3betしました。
この時、AKスーテッドは4betの選択を視野に入れることができます。
しかし、プリフロップのプリフロップの基本が身についていない人は、AKスーテッドをコールドコールにしてしまいます。
※後にも記述しますが、以下の状況は必ずしもダメということではありません。
コールドコールがだめな理由
なぜ、コールドコールがだめなのでしょうか。
理由は3つです。
フォールドエクイティを逃している
ポーカーには、勝ち方が二つあります。
一つは、相手より強い役で勝つ。
もう一つは、相手を降ろして勝つ。
コールドコールは、相手のレイズにコールすることですであるため、ポーカーの勝ち方の一つである、「相手を降ろすという選択肢」を自ら無くしているのです。
バリューを取り逃している
ポーカーは長期的に勝つために必要なことは、負けている時に損失を最大限抑えて、勝っている時に、利益を最大限増やすという二つです。
強いハンドで、コールドコールをするということは、利益の最大化につながる可能性を少なくしています。
勝率を下げている(判断を難しくしている)
ポーカーは、人数が多いはほど基本的に、配られる2枚のハンドの勝率が下がります。
ポーカーにおける、最強のハンドでも人数が多い方が、勝率が下がっていることがわかります。
コールドコールをするということは、他のプレイヤーもコールをしやすくなることに繋がります。
結果として、フロップ以降の人数が多くなる可能性が増え、勝率が下がることになります。
また、プリフロップでは勝っていたハンドも、フロップ、ターン、リバーで自分に分が悪いカードが落ちることで、難しい戦いとなる可能性があります。
コールドコールは使ってもいい
ここまで、コールドコールは「悪である」と説明してきました。
しかし、この記事ではコールドコールが絶対にダメであると伝えたいわけではありません。
場合によっては、コールドコールも正当化される場合があるので、それについても説明します。
ポジションがいい時
ポジションがいいとは、アクションが最後の方になるときを指します。
ポーカーにおいては、BTNのポジションになります。
その時には、一部コールドコールも有効になる場合があります。
なぜなら、ポストフロップ以降必ず最後にアクションすることができ、圧倒的に戦いやすくなることから、フロップを見に行くこと自体がアドバンテージであるからです。
相手が異常にアグレッシブでブラフが多いとき
相手がアグレッシブでブラフが多い場合、コールドコールすることにより、相手がブラフをしやすくなります。
つまり、自分が強い役を持っている場合、相手自らポットを膨らませくれるので、簡単に利益の最大化をすることができます。
※反対に、コールドコールしすぎることで、ターン以降で難しい局面になり、多く降ろされてしまう。または、相手にいいカードを引かれてしまうというリスクがあるという理解も必要です。(上述のとおり)
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、コールドコールについて解説しました。
コールドコールは、実は難しいプレーですので、初めのうちは、レイズかフォールドであると考えておくといいかもしれません。
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