実は今まで書きたかったけど、書かないでいた記事でしたが、最近のポーカーの人気と、海外にポーカー挑戦しに行くプレイヤーが多くなってきたので、書いていきたいと思います。
そして、この記事は、ポーカープロを否定するものではなく、ポーカープロを目指す方へのモチベーションのを高める記事になることが目的になります。
ポーカープロになりたいけど、夢を見てるだけかも、、、勇気がない、実力が足りないと思っている方にオススメです。そして、キツネコブログでは、そんな本気でプロになりたい方を集めたコミュニティ作りも行っていますので、ぜひ一度ご連絡ください。
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なお、この内容は、あくまでも個人的な意見になります。
ポーカープロとは
ポーカープロとは、大きく二種類です。
一つは、スポンサー型プロです。
ダニエルネグラーノなど有名なポーカープレイヤーですが、彼らは、ポーカーをプレーすることで、スポンサーからお金を受け取っています。つまり、サッカーで例えるとJリーガーのようなものです。
そのため、彼らの主戦場は目立つように、トーナメントが多いです。
二つ目は、キャッシュ型プロです。
これは簡単に言うと、プロギャンブラーと言っても過言ではないと思います。
基本的には、ポーカーだけが、収益の一つで、スポンサーなどの収益は基本ありません。
この二つの種類を見比べた時、圧倒的にプロとして多いのは、後者になります。
しかし、後者は、日々坦々とポーカーをプレーしているだけですので、目立つことがなくイメージできません。有名なYouTuberもいますが、彼らはこの後説明しますが、単純なポーカープロではなく、兼業ポーカープロと言えるでしょう。
今や日本でもポーカーはとても人気になっており、それに伴い多くのインフルエンサーが出てきました。
彼らの中には、ポーカーだけで生活しているわけでもないため、場合によっては、ポーカーでは負けているプレイヤーもいるかもしれません。(事業としての収入が大きい)
つまり、収益の方法は様々です。
それを念頭に置いた上で、今回定義するポーカープロとは、ポーカーでの勝った額だけの収入で生活費が稼げるようなものをポーカープロと定義することとします。
ポーカープロになるには
ポーカーの実力
あたりまえですよね。しかし、ポーカーの実力ってどれくらいあればいいの?ということが気になることだと思います。
ポーカーで必要な実力は二つあると思っています。
(1)単純なポーカーでの強さ
(2)ギャンブルとしての強さ(ギャンブル適正)
(1)については、わかりやすいですが、ポーカーの知識や経験に左右されます。これを身につけるためには、日頃からのポーカーへの座学なども必要になります。当サイトでもポーカーの実力が向上するためのメソッドを記事にしています。
(2)については、ポーカーというよりも賭け事に対して強いかどうかです。これは経験も大事ですが、才能もあるかと思います。例えば、大きく負けた時のメンタルコントロールがうまい、下振れの時は、すぐやめれる。マネープレッシャーが少ないなどです。
つまり、ポーカー自体のスキルが高くても、己をコントロールすることができなければ、すぐ破産してしまいます。反対にポーカー自体の実力は、普通でもギャンブル適正が高いと生き残れるということです。
軍資金
これもあたりまえですが、ポーカープロになるためには、元からある程度の資金は必要です。仮にあなたが、ラスベガスで生活するとなった場合、2-5のテーブルを主戦場とした場合、いくら軍資金が必要になるでしょうか。
通常バンクロールは、5000bbから8000bbは必要とされています。
つまり、2-5のテーブルの場合、25000$~40000$が必要ということです。日本円にすると、400万円~600万円あたりでしょうか。
さらに、生活費なども考えるとざっくり、1,000万円ほどは必要かもしれません。
軍資金に余裕を持っていくことで、安定したプレーができるようになるので、軍資金は必須になります。
語学
これもあたり前で実は、みんな疎かにしているところになります。
ポーカーで賭け事をする場合は、海外にいくしかないため、必須事項です。
よく、プロサッカー選手が、実力はあっても、海外に行ったら活躍できないで終わった。なんてことはよくあることだと思います。
反対に、実力がなくでもしっかり準備をしていくことで海外で成功するということもあります。
ここで言いたいのは、成功している人は、往々にして英語が話せるとうことです。
ポーカープロになりたい人はたくさんいる
ポーカー人口
まず初めに、全体感を把握しましょう。
今の日本のポーカー人口はどれくらいでしょうか。
現在、80万から100万人ほどと言われています。野球のプレイヤー人口は、300~400万と言われているので、まあまあな規模ですよね。
ちなみに、数年前は、5~10万人だったようです。
では、このポーカー人口を野球人口を比較して何が言いたいかと言うと、野球のプロになるのが難しいように、ポーカーも同じくらい難しいということです。どうしても身近でできるゲームが故にプロになれるのではないかと思いがちですが、プロになろうとして、なれなかった人は、多くいます。
それなのにプロを目指したいプレイヤーが多い
とはいっても、だから、プロになれない。と言いたいわけはありません。
確かにポーカーはプロは大変で難しいですが、プロの定義が曖昧なため「プロ」になりやすい。というかか自分で決めてしまえが、プロなのです。
つまり、勝っていないプレイヤーも自称ポーカープロということです。
正真正銘のポーカープロはなぜ少ないのか
最低限の条件が伴っていない
上記記載のポーカープロになるための3つ。が最低限伴っていないとプロとしての生活は難しいと思います。
不安定
ポーカープロのデメリットは、収入が不安定であることです。特に一度サラリーマンを経験してしまうと、毎月一定の金額がもらえることに慣れて、なかなか実力があってもプロに転身できません。
しかも、ポーカープロの場合は、収入が減るどこか、マイナスになることもあるのです。
そうなると、なかなかプロになれないというのが現状です。
勇気が出ない
この理由は、いろいろあると思いますが、私が一番感じるのは、本当に自分がポーカーで勝てるのかわからないということだと思います。
ポーカーは、非完全情報ゲームのため運の要素があることから、自分がポーカーで勝っていても、たまたまなのではないかと思ってしまうのです。
そのため、自らの実力を把握するために、一度短期で海外でポーカーを打ってみるとか、アミューズメントでガチでやってみるとかして、なんとか自分の中で踏ん切りをつけなければなりません。
海外が主戦場
語学が必要と言いました。これは大事ですが、それと同じくらい、海外に順応できるタイプであるということも重要です。
海外は、日本と文化が違うため、最初はいいものの、長く生活すると、本当に辛く感じることがあります。
私自身も過去に長期で遠征に行った時、正直これが一番辛ったです。特に、食事面は苦しみました。
日本の魅力を再確認したくらいです。
ポーカープロの未来
さて、ポーカーは今や人気絶好調です。そのため、ポーカープロになりたい人はたくさんいるでしょう。
これからの日本のポーカー界はどうなっていくのでしょうか。ポーカープロが多くなるのか、もしくはこれから衰退していくのか、、、
私は、もう少しポーカー人口が増えたら、後は現状維持になっていくのかなあとなんとなく思っています。
それは、ポーカーはゼロサムゲームだからです。
株式投資のようにGDPが増加すれば基本的にみんなが得するようなものではなく、ポーカーは、誰かが損をすることで、誰かが得をするのです。
つまり、ポーカー人数が増えれば増えるほど、得する人も増えますが、損する人も減ります。
本当に強い人しか生き残れないので、ポーカーのゲーム性なのです。
そのため、勝てなくなる人はポーカー界から去って行く人も多いでしょう。
とはいってもポーカー自体はとても面白いゲームですので、まだまだ伸びると思いますし、伸びて欲しいですよね!
ポーカーとの向き合い方
趣味として楽しむ
ポーカーはゲームとしてとても面白いので、趣味として楽しむという選択肢も忘れてはいけません。
特に日本人は頭を使うゲーム(将棋や囲碁)など、古くから嗜んできました。
国民性として、こういったゲームが好きなのかもしれません。
そして、これらの魅力は、年齢や性別を選ばないことで、ポーカーも同じです。
これからの人生趣味としてポーカーを続けていくのはとても魅力的と言えるでしょう。
専業(プロ)
今まで、述べてきたプロになります。
これは、ポーカー界では専業と呼ばれることが多いです。ポーカーのみで生活している人を指します。
ポーカー専業は、意外と地味な職業と言えるでしょう。毎日、ポーカーテーブルと向かい合い、坦々と大きな金額を賭けるプレッシャーに絶えながら、生活をしなければなりません。
並程度の覚悟でできるものではないので、何度もお伝えしているとおり、それなりの気合いは必要になります。
兼業
一番目指す人が多い、ポーカーとの向き合い方ですね。
ポーカーの不安定さを理解しているからこそ、兼業が一番賢い向き合い方でしょう。
専業ができるくらいのレベルのプレイヤーでも兼業であることが多いです。
これは、兼業にすることで、ポーカーへのティルトの抑制になることにも繋がり一番合理的ではあります。
しかし、兼業をしてしまうと、結局は主である事業などにゆくゆくは行ってしまう方がほとんどかもしれません。
まとめ
さて、今回はプロになるために必要な要素についてまとめてみました。途中少し話は逸れてしまいましたが、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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