【ポーカー】「AK」の使い方を徹底解説!

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ポーカーをプレーすると、「AK」の使い方が難しいよ~という方がいると思います。

ではなぜ、AK」の使い方がが難しいと感じるのか。

ざっくりいうと「AKは強いという固定概念」があり、「AK」がきたら、ポットを獲得することは当たり前という考えがあるため、すべての状況において「AK」が出た場合ポットをなんとしても獲得しようとするからだと思います。

また、もう少し別の視点から考えるると、「AK」はヒットした時は、たくさんのポットを取ることが難しく、ヒットしないと「AK」はたくさん負けてしまうからという考え方もあります。

つまり、「AK」の使い方が難しいとは、「AK」がヒットしなかった時のことを指していることになるでしょう。ということで、本記事では「AK」がヒットしなかった場合のアクションについて、実例を用いて解説していこうと思います。

今回は、分かりやすくするためにできるだけ難しい用語などを省いて伝えたいことをまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。

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AKは本当に強いのか

まず初めに、固定概念である、「AK」は強いのかという点について考察していきたいと思います。

以下の図をご覧ください。

こちらの図は、実際に私が2022年内直近10万ハンドの中で「AK」に絞ったグラフです。綺麗に右肩上がりなのが分かるかと思います。

なお、緑線が実収支、黄色線がEq、赤線が相手を降ろして勝った額、青線が相手ショーダウンまで言って勝った額です。

以上からわかることは、「AK」は間違いなくプレミアハンドの部類に入るということです

しかし、この図からみてわかるとおり、「AK」は赤線を上げていくためのハンドということです。ショーダウンまでいけばそこそこ負けますし、実際ショーダウンでの勝った額はごくわずかです。

これが次章で説明する「AK」の使い方のヒントになります。

ここで言いたいことは、「AK」は本当に強いということです。仮に「AK」だけでフィルターをかけた時に負けているプレイヤーでは、ポーカーでは勝つことができないと言っても過言ではないでしょう。

AKの使い方

それでは、今までの説明を前提に「AK」の使い方について考察していきます。

プリフロップで圧倒する

たまに「AK」をコールドコールするプレイヤーがいます。

上述のとおり、「AK」はリバーまでショーダウンして、利益を生み出すハンドではないということが分かったと思います。

であるのであれば、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーのいずれかで、相手を降ろして勝つことが目的となるのですが、一番降ろして得なのが、プリフロップです。

なぜなら、プリフロップはレーキがない(基本的に)からです。プリフロップで相手を降ろすことで、100%のポットを獲得できます。

これは長期的に見ればとても期待値が高いプレーとなります。

ポストフロップでのブラフ

さて、難しいのがポストフロップでのブラフです。ここからは、実際の例を用いて解説していきたいと思います。

ざっくり言うと、2パターンブラフがしやすいシチュエーションがあります。

すべて、BTNからのオープンに、SBが3betした際のSBでのアクションを示しています。

1つ目は、Tハイあたりでなおかつ、2トーンボードの時です。この場合、強いスーテッド系は、かなり3bet側にあり、なおかつ、オーバーペアなどもSBのレンジ内です。

そのため、フロップから、レンジ全体で、高いベット(青いゲージ)を高頻度で使用して行きます。

「AK」も同様に、スーテッド、オフスーテッド共に高いサイズのベットをしていきます。

そうすることで相手の、弱いポケットペアあたりにプレッシャーをかけていけますし、実際にかなり高いベットをされた場合は、BTN側はフォールド寄りになるでしょう。

続いて2つ目のパターンです。

こちらは、Qハイボードのレインボーです。

比較的に、ドライなボードになるため、ペアでかなり強い状態となります。

そのため、この場合は、BTN側は、CBには高頻度でペア系はコールできるような状況です。

一方で、何もないようなハンドでは、あっさり降りてしまうといったかたちになります。

ここでの「AK」の考え方は、何もないような相手のハンドを降ろしつつ、仮にターンでブラフしやすいカード(JやTなど)が落ちた場合は、フロップでBTNがcallしてるいる、弱いペアを降ろすことができて、なおかつAやKがヒットした場合には、バリューにも移行できます。

そのため、フロップは、レンジ全体で、安く打っていく(ゲージがピンク)ことが多いです。

「AK」も一部、高いベットを使用していますが、安いベットも混ぜているというところになります。

以上が、主に「AK」がポストフロップでブラフしていく時の考え方です。

ちなみに、同じSBvsBTN(3betpot)のフロップで、CBをレンジ全体で、打たないシチュエーションもあります。

以下のような、ブロードウェイボードの時です。参考にしてみてください。

ブロードウェイのフロップですが、SB側も有利ですが、BTN側もナッツ級を持っている場合もあり、、ターンまでいった場合かなりレンジがお互い狭くなるため、フロップをチェックすることで、SB側のレンジを広く残すことで、相手のミスを誘発するという考え方があるかと思います。

ブラフを諦める

さて、上記までは、ブラフのシチュエーションを検討していきましたが、ここからはブラフをしなくてもいいシチュエーションを紹介します。

「AK」で全てブラフしてしまうと、ブラフ過多となり、バランスを取れたプレーにならないため、こちらの考え方も重要になります。

では、どういったシチュエーションだとブラフの頻度が下がるのか見ていきましょう。

簡単に言うと以下のようにローボード時です。(同じく、SBvsBTN3betpot )

この場合、「AA」,「KK」などオーバーペアは、SB側にあるものの、セットやストレートなど、ナッツ級のハンドはコーラー側にあるため、チェック頻度を高くする。

「AA」や「KK」でもチェックになるため、もちろん「AK」でもチェックになります。

このように、レンジ全体でみて、「AK」がチェックか否かを判断するのが重要になってきます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

「AK」はハンドが配れると嬉しいけど、嬉しくない。

といった方がもしいましたら、これを機会にぜひAKを上手に使い、ポーカープレイヤーとしてレベルアップしていきましょう!

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管理人

ポーカー歴7年。
オンラインで実力を鍛えて、大学時代にポーカーで専業経験。
その経験を生かして、現在は、ポーカー初心者から中級者に向けて、
中上級者になるための方法を記事にしたり、コーチングを行ったり、日常のたわいもない日記を書いていたりします。

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