ドンクベット。リンプインと同様に初心者がやりがちなアクションの一つです。
今回は、ドンクベットについてまとめました。
ドンクベットとは
ドンクベットは、プリフロップにおけるオリジナルレイザーに対して、フロップ以降にオリジナルレイザーよりも先にベットアクションを行うことです。
なお、オリジナルレイザーがフロップでチェックをした場合、アウトオブポジションのプレイヤーがターンから先にベットすることはドンクベットにはなりません。
ドンクという意味は、マヌケという意味ですので、マヌケなベットということになります。
そのため、初心者がやりがちなアクションの一つです。
ドンクベットがだめな理由
ではなぜ、ドンクベットがだめなアクションとされているのでしょうか。
簡単に説明すると、不確定な状況の中、相手に自らチップを渡してしまっているからです。
実際に例を用いて解説してみます。
あなたは、BB(ビックブラインド)で、BTN(ボタン)から、オープンレイズ、3BBされ、それをCallしたとしましょう。
フロップが、
A45となったとします。
あなたは、A8oを持っているため、
フロップでドンクベットしました。
この場合、あなたはどんなことを考えてベットという判断になりますか?
あなたのA8oは確かにトップペアで強いです。
しかし、BTN側(オリジナルレイザー)はそれよりも強いハンド、ATやAJ,AKなどを持っているかもしれません。もしくは、AAを持っているかもしれません。
もしそうだとしたら、BTNのAKに向けて、チップを渡していることになりますよね。
これが、ドンクベットがだめな理由です。
しかし、この説明だけだとAKをBTNが持っているとは限らないということを考えると思います。
もちろん相手が、Aを持っている可能性は必ずなわけではありません。
では、仮にKQをBTNが持っていたとしましょう。
A8oでドンクベットをしたら、BTNはあっさり、FOLDしてしまいました。
せっかく、トップヒットだったので、もう少しチップが欲しかったですよね。
つまり、ドンクベットを打った場合、自分よりも強いハンドには、Callされてしまい、自分より弱いハンドには、foldされてしまうというこです。
そんなのメリットが無いととおもいませんか?
以上の理由から、ドンクベットはだめなベットとして、評されています。
これでも理解できない場合もあるかと思いますので、もう少し簡単に説明すると、
プリフロップの段階から、俺強いよ!!!!と言ってくれてるやつに向けて、わざわざ自分からチップを渡してるよ。ということです。
ドンクベットは本当にだめなのか
さて、ここまでドンクベットがだめな理由を説明してきました。
しかし、ドンクベットは、絶対に行っていけないアクションではありません。むしろ上級者は、ドンクベットをしばしば使う時があります。
ドンクベットは、シチュエーションによってはとても有効な戦略となり得るからです。
今回はその理由については、解説はしませんが、ドンクベット=絶対やってはいけないベットということではないということです。
あくまでも今回、伝えたいことは、ポーカーを始めたうちは、ドンクベットはやるべきではないということです。
ポーカーをもっと学んだ後にドンクベットの使い方については、研究していきましょう。
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