こんにちは。キツネコです。
今回は、世界のヨコサワさんのプレイが本当に正しいか、GTOどおりか調べてみましたので、そちらについてまとめました。
この記事で読むことで、ヨコサワさんのプレーを真似していいか、真似してはだめか。など客観的に判断できると思います。
今回調べるハンド
今回調べるハンドは、以前ヨコサワさんが、世界のヨコサワポーカーチャンネルで解説していたハンドになります。
シチュエーションは、HJから、65♦でオープンして、SB、BBcallというものになります。
3wayだと少しわかりずらいので、今回は、HJからオープンして、BBがコールした。と過程して調べたいと思います。
ヨコサワさんは、考え方について、解説していますが、この記事では、GTOという観点で検証してみました。
フロップ
フロップはKcJd3d
BBはチェックして、ヨコサワさんは、POTオーバーの12BBのベットで、BBがコールしました。
まずは、このアクションについて調べていきましょう。
65♦ は、チェックまたは、33%CBを使用しています。バックドアの♧は、オーバーサイズも使用しています。
理由として、65♦は、現状ブタですが、65の中では、フラッシュドローと強いため、マージナルの強さであることから、バックドアの♧の方がオーバーサイズベットに向いていると考えられます。
一方で、バリューで打てるオーバーベットは、オーバーペアや強いトップヒット、A♦なんかもオーバーサイズを使用しています。
ターン
さて、GTOでは、CBは33%でしたが、ヨコサワさんは、オーバーサイズを使用していました。
ということで、フロップはオーバーベットを仮にした場合のターンのアクションを見ていきましょう。
ちなみにヨコサワさんは、ターンで、7♦を引いて、フラッシュを完成させましたが、チェックのアクションを取っていました。
このアクションが正しいか注目していきましょう。
結果としては、33%ベットでした。
ヨコサワさんは、このチェックアクションは、フロップのオーバーサイズのベットにコールできるのは強いところしかないから、負けているハンドもあるため、チェック。
打ってしまうと、こちら側のレンジがつよくなる。といっていました。
これは実際にあると思います。
一方で、安くて打つことにより、相手からしたら、トップヒットやセットは、こちら側のフラッシュが見えていても降りるのは難しいと思うので、ここは、GTOではしっかりバリューを取りに行ってるのかなと思います。
(セットは、リバーでフルハウスになる可能性もあり、トップヒットの♦持ちもコールできると思います)
リバー
ターンは、ヨコサワさんはチェックでしたので、チェックしたとします。
リバードンクポットベットについては、ヨコサワさんと同様にGTOもコールでした。
総括
ヨコサワさんのアクションは結果として、GTOとは少し乖離していたようです。
ヨコサワさん自身は、GTOが正解と評していましたが、今回は少しずれていた結果にもみえますが、ヨコサワさんの解説を聞くと確かにと思うところがあり、ポーカーの難しさを感じました。
また、今回使用したので、GTO+というGTOツールになりますが、これには、細かい情報を登録しています。例えば、プリフロップのレンジや、ベットサイズやレーキなどです。
それにより、GTOの計算というのは大きく変わってきます。今回は動画内でわかる範囲で、詳細情報についても入力してきましたが、これらの情報によってはアクションは大きく変わる可能性があります。
今回のGTOでの結果は、一つの解として、ご理解いただければ幸いです。
ポーカーは一つ一つのアクションを研究するのも楽しさの一つであると思うので、ぜひ一緒に強くなっていきましょう。
それでは。
コメント