今回は、ノーリミットホールデムにおいての、SBvsUTG (3betpot)についての戦略を考えていきたいと思う。
プリフロップ
SBレンジ
UTGのレンジ
フロップ Tc8c7s
SB
チェック6割 30%bet 3割
フラドロ、J9sなど、UTG側に多いため、妥当
UTG (SBがCKした場合)
6割で、30%betを使用。
特に、99など強いドローはチェックに寄ってるということがわかる。
SB(UTG30%betした場合)
fdが5割。強いハンドはチェックレイズを使い、フロップからマックスバリューを取りに行く。
ここで、ポイントは、QQやKKなどマージナル寄りになるハンドは、call止め。
今回は、SBのハンドをQsQcと想定して、callとする。
ターン 2h
SB
65%の頻度で、ドンク。AQorKはフロップで、フォールドしているが、QQ,KKはドンク推奨となる。
理由を考えてみる。ドンクすることにより、UTGの55、66,99からcallもらえる。また、相手のフラドロをターンでチェックさせないというメリットがあげられると考えられる。
UTG(SBがドンクして来場合)
callが45%、raiseが25%。
マージナルなハンドは、しっかりcallしていく。一部55,66もやはりcall。
特徴は、KJsと、T9s、JTsをブラフしてくところ。しかし、相手のブラフレンジはかなり少ないと思うので、call寄りでもいいと思った。
リバー Th
SB
チェックが70% AIが、30%。
QQはチェックになる。理由として考えられるのが、相手のレンジである、KTsや、JTs,T9sに引かれたため、バリューがほぼない、CKで、callまたは、フォールドになるかは、後ほど確認していきたい。
一方、KKは、AIで、バリューを取りに行っている。これは、この状況だと、SB側に、バリューとれるハンドが、AAしか残っていないため、バリューハンドが少ないことから、バリューにしていると考えられる。
UTG(SBがCKした場合)
AI(オールイン)、チェックともに50%。ショーダウンバリューがある、2ペアは、基本チェック。
ブラフレンジは、ストレートドローのAJ,KJなど。
SB(UTGが、AIした場合)
QQはc(♧)持ちでフォールド。それ以外は、call。
まとめ
SBvsUTG 3betpotは、3betpotの中では、少なめかつ、お互いレンジが狭いため、ハンドが想定しやすい。一方で、少しのミスが命取りになるため、しっかり、抑えておきたスポットでした。
今回、分析しているGTO+の使い方については、以下の記事でまとめています。
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