今回は、ノーリミットホールデムにおいて、かなり多くあるシチュエーション、SBvsBTN (3betpot)についての戦略を考えていきたいと思う。
このシチュエーションは、正直ほんとに難しい。個人的にはかなり、 SBvsBTN(3betpot) は苦手。3betpotにもかかわらずお互いのレンジが広いため、考える要素が多い。得に、OOPであるSBが苦手なため、SBを主体として分析していこうと思う。
前提
【ブラインド】:1-2
【スタック】:SB100bb BTN100bb
【プリフロップアクション】:BTN2.5bbOP→SB10bb3bet→BTNcall
【フロップ】:Th7h3c
【フロップ以降のbetサイズ】:75$%または33%のみ (リバーAI可能)
【想定ハンド】:SB KsKh BTN 9h9c
【SBレンジ】
【BTNレンジ】
フロップ Th7h3c
【SB】
50%の頻度で、75%betを推奨しています。
バリューは、JJ+とTヒット
ブラフは、2overとバックドアorガットショットといった感じです。
ローボードの際のオリジナルは基本的に高く打つのは割と通常のラインではありますが、
IPはどれくらいの頻度でfoldするのかが気になるところ。
IPは広いレンジで、プリフロップをディフェンスしているため、なにもヒットなしワンオーバーくらいを下ろせたらいい感じです。
ちなみに、一部の30%betと、チェックは、弱いペアとナッツ級のセットで混ぜているという感じですね。99,88はチェック過多になっていたため勉強になりました。
【BTN】
まずはじめに、75%された場合ですが、Call60% fold35%といった感じです。
55以下のペアと、弱い2overは基本foldになります。
何でCallするかですが、7以上のペアとガット、フラドロ、ナッツ級です。強い2overもCallできます。
ここはあまり難しくないと思いますが、少し難しいのは、ガットでフロートしていくところですね。
ここに注目してターンに進みたいと思います。
ちなみにフロップチェックされた場合ですが、70%くらいで、安く打つのがベストです。
以下、フロップチェックされた場合のアクション
ターン 8s
【SB】
いやぁ難しい(笑)65%くらいでチェックですね。かなりコーラー側に有利になったので、強く打ちずらくなりました。得に気になるのが、KKとAAのチェックとQQとJJの高いベットです。
KK,AAは、リバーでK,Aが怖くないうえに、ターンの8sにより相手のコールレンジのガットが引けた点と、2ペア完成された可能性もあり、88がセットになった可能性があるため、マージナルによることから、チェックが妥当であると考えられます。JJと、QQは、リバーのK,Aのエクイティを奪うための高いベットと考えられます。
また、Tヒットとセットでバランスをとっています。
今回は、SBのハンドKsKhを想定しているため、チェックしたとしましょう。
【BTN】
安いベットとチェックが、50%ずつです。
これは割と単純でショーダウンバリューがあるものは基本チェック、強いハンドとショーダウンバリューがないハンドでベットしています。
今回は、BTNのハンドは9h9cを想定しているため、チェックとします。
リバー 3d
【SB】
KhKsはポットの75%betです。(一部チェック)
ここで気になるのは、AAのチェックと、9持ちのブラフです。
AAのチェックは、強いとこでチェックをして、相手のブラフを誘うためになりますが、KKを打つ理由は、相手のA7やA8をブロックしておらず、チェックバックされる頻度が高いため、バリューをとりにいっています。
9については、ナッツ級のストレートをブロックしているため、この状況において一番ブラフに適しています。逆に、滑ったAKなどは全てチェックで問題ないかと思います。
今回は、 KhKsのため、75%betしたことにしましょう。
【BTN】
99はコールするんですね。正直ここまでのラインは私は今のところ、同じラインだったのですが、99は相手のブラフレンジを抑えているため、バリューによっているからfoldだと思っていました。
しかし、コールする理由は単純に99が強いからで問題ないかと思います。逆に99を降りてしまうとコールできるレンジがかなり少なることがわかると思います。ある程度の頻度でキャッチしに行くことも必要です。弱いキッカー7ヒットあたりは少し迷いますね。
まとめ
以上、今回は、SBvsBB 3betpotでの戦略(ローボード)を考察していきました。また、他のハンドも分析していきたいと思います!!
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