JJや、TTなどで、アウトオブポジション(OOP)から3betした際、フロップが、ハイカードが出た時のアクションについて迷ったことはないでしょうか。
私もこのような局面は幾度となく経験してきていますが、苦手意識があったので、今回は考察していきたいと思います。
プリフロップ
6MAX
標準的なプレイヤーのCOが、2.5BBOP
SBまでFOLDして、自分(BB)で、11.5BBに3bet
COがCALL
ここでのお互いの想定レンジは以下とします。
BB(自分)
CO(相手)
フロップ
Kd7s3h
BBのアクション
レンジの7割で、30%bet。
これは、Kは3bet側に有利なカードなので妥当だと思います。
ここで考えたいのが、JJの立ち回りです。
CO側に負けているレンジは、実際CO側にKは多いの広く残っています、KJはブロックしているので、強いところで、KQ,AK。Kの弱いキッカーが負けているレンジになります。
また、77などのセットのレンジもCO側にあります。
反対に、バリューとなるターゲットは、TT以下のポケットと、一部バックドア付きのA持ちが想定されます。
COのアクション
思ったおりも幅広にcallしています。
バックドアはほぼすべてといった感じです。
ターン
Kd7s3h 7h
BBのアクション
フロップのアクションは割と単純ですが、ターンからJJの扱い方がかなり難しくなると感じています。
結論としては、チェックレンジが、7割で、JJもチェック寄りになっています。
このチェックについて考察すると、バリューをとれるハンドが減ったという点と、バレルを打ってしまうと、チェックコールできるレンジが、TTくらいしかなくなってしまうため、QQ,JJ,TTは、相手のブラフレキャッチャーとして残しているといった感じのように思えます。
一方で、チェックしたことで、ターン、リバーは相手に、スキを作ってしまったので、相手が、気合いの入ったプレーをしてきた場合には、難しい局面になる恐れがあります。
今回は、チェックしたと仮定しましょう。
COのアクション
COも50%で、チェックになります。こちらは、結論単純で、ショーダウンバリューがあるハンドは基本的にチェック。それ以外は、アグレッシブにいっています。
今回は、BB側の考察ということなので、より難しい局面となるように、CO側が、ポットの7割ベットしてきたとしましょう。
BBのアクション
JJは基本的にcallになりますが、♡持ちの場合は、相手のフラッシュドローおブラフレンジを消しているため、少しFOLDよりになります。
今回は、CALLしたとします。
リバー
Kd7s3h 7h Td
BBのアクション
これは、普通にチェックです。
COのアクション
K持ちは、AKのバリュー。KTも2Pでバリューになります。また、それ以外のショーダウンバリューがないハンドは、7割ベットをして、ポラライズしています。
BBのアクション
それに対してのBBの対応ですが、
JJはほぼFOLDになりますね。ここで、COLLできるハンドとして、ATsがありますが、これは、相手のKTをブロックしているからで、割と理にかなっているように感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ポケットでアウトオブポジションから3betしてボードにハイカードが出た時の戦略について、考察しました。
今後も考察記事については、需要があれば書いてみたいと思います。
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